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結露のおはなし1

四季により外気温に変化のある日本での暮し。温度と湿度と水蒸気がわかれば夏の湿気も冬の結露もかいけつです。

 

水蒸気の性質・・・・・水蒸気とは空気の湿り気で人が目で見ることはできない、非常に小さい物質です。

飽和水蒸気量とはある温度の空気が含むことのできる最大の水蒸気量のことです。飽和水蒸気量と同じ量だけ水蒸気がある状態が湿度100%です。水蒸気の量がこれを超えてしまうと水滴になって現れます。

ある決められた空間の空気の中に存在できる水蒸気の量はその空気の温度によって決まります。

温度と水蒸気の関係はご存知の方がほとんどだと思いますが、空気中の温度が高ければ高いほどたくさんの水蒸気を含む性質があります。結露は温度差により水蒸気量が飽和状態になり水滴になって現れるのです。

 

飽和水蒸気量

15℃・・・・12.78(㎥/g)

18℃・・・・15.32

22℃・・・・19.35

28℃・・・・27.2

30℃・・・・30.4

夏と冬、気温が10℃違うと飽和水蒸気の量は倍近い差があります。

 

例えば快適に過ごせる部屋を室温が22℃、湿度50%とすると、6畳の広さの部屋(天井高2.3m)には、すでに約221gの目には見えない水蒸気(約マグカップ一杯の水)があります。

夏の部屋を想定し室温は28℃とすると、湿度60%では約373gの水蒸気量です。この場合、約19.6℃(露点湿度)以下になると飽和状態になります。飲みかけの冷えたグラスにはどんどん水滴が付き、グラスの周りにまるで小さな水たまりができてしまうのはこのためです。

冬では18℃とすると湿度は20~30%位。水蒸気量は70~105gです。体の為には加湿したいところでしょうか。露点湿度は約7.7℃。外気温はマイナスまで冷えますので直接晒される窓面が7.7℃以下になってしまうと水滴が現れます。

結露させたくない場合、外気に面する部分の温度を下げないようにするのが重要です。

 

温度により水蒸気になったり、再び水に戻ったり。消えたり現れたり忍者のようで面白とおもいませんか。

 

季節に合わせ、どのように調節すれば我が家にとって快適に過ごせるのかを見つけていきましょう。